
突然ですが、あなたはHSPって知っていますか?
HSP(エイチ・エス・ピー)って最近よく目にするけど、何だろう?とか病気の名前?とか初めて目にしたという方も数多くいらっしゃると思います。私も初めてHSPという言葉を知った時、何て読むかも分かりませんでした。
そんな時「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本という一冊の本と出会って『コレ完全に私だ‼』 と衝撃を受けたんです!と同時に今までの自分に腑に落ちてスーッと心が軽くなりました。
もっとHSPという言葉が世の中に広まってくれたら、私と同じように生きづらいなぁ……。と感じている方が生きやすくなったり、身近にこういう方いるよという方が接しやすくなったりするのでは?とよく思います。
そこで今回は、自分もHSPだと分かった私なりにまとめてみたので良ければ最後までご覧ください!
HSPとは??


Highly Sensitive Person(ハイリー センシティブ パーソン)の略語で【HSP】(エイチエスピー)と言います。
生まれつき敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい『繊細な人』のこと。
5人に1人はこのHSPの傾向にあるそうです!しかし、そうでない人の方が圧倒的に多く、理解や共感を得られにくいのが現状です。生きづらい‼
ところでHSPとはどんな特徴があるのでしょうか?
HSPのすべてに共通する4つの特徴
HSPには共通する4つの特徴があります。
それは『DOES』(ダズ)と呼ばれる以下のような4つの特徴の頭文字を合わせたもの。
D【Depth of processing】深く考えて情報を処理する


- 1つ聞いたら10のことを考える
- じっくり深く考えるため、行動するまでに時間がかかる
- 場の空気を読み取ってしまう
- うわべの言葉を見ぬいてしまう
- 興味があることを突き詰める
O【Overstimulation】過剰に刺激を受けてしまう
- 周りの人の些細な言動に傷つきやすい
- 友達との時間は楽しいけど、気疲れして帰宅するとぐったり
- 人混みや物音・光といった刺激に敏感
- テレビや音楽などに感動して泣いてしまう


E【Empathy and emotional responsiveness】感情が動きやすく、特に共感力が高い


- 言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる
- 周りの人の感情を読み取って合わせやすい
- 傷ついている人がいると、自分も同じように感じてしまう
- ドラマや小説などに感情移入しやすい
S【Sensitivity to subtleties】些細な刺激を察知する
- 直感がよく当たる
- 時計の音や冷蔵庫の機械音が気になる
- タバコの臭いなどの不快な臭いで気分が悪くなる
- 強い光や太陽のまぶしさなどが苦手
- 洋服のタグなどチクチクする素材が気になって我慢できない


このような特徴が『DOES』と呼ばれるものです。
細かく見ていく4つのタイプ
実はHSPにはさらに細かく4つのタイプがあることが分かりました!
それではどんなタイプがあるのか、詳しく見ていきましょう!
HSP(内向型)
- 少人数や1人が好き
- 繊細で共感力が高い
- 4つのタイプで最も内向的な性格
実はHSPの約70%の人が当てはまるのがこの内向型です。
HSE(外向型)
- 人と関わるのが好き
- 共感力が高く人に好かれやすい
- 社交的だけどその分疲れやすい
先ほどの内向型とは対照的で、人と一緒にいたいのがこの外向型です。
HSS型HSP
- 好奇心旺盛なのに飽きっぽい
- やる気のある時、ない時の差が激しい
- 1人が好き
ちなみにHSPの中でも約6%しかいないと言われている珍しいタイプです。
HSS型HSE
- 4つの中で最も活発で外向的
- リーダーシップが取れる
- 活動的だけど疲れやすい
先ほど紹介したHSEのほとんどがこのHSS型だと言われています。
HSPとうまく付き合っていこう!


HSPのこと、なんとなくでも知っていただけたでしょうか?
こうして細かく見ていくとHSPと言ってもそれぞれの特徴がありますね!
ちなみにわたしはHSS型HSPで最も珍しいタイプ。そして旦那さんはHSP(内向型)のHSP夫婦。
どうりで生きづらいと感じるわけだ! と今は納得しています。
なんとなく自分は当てはまっているな…。周りにこんな人いるけどもしかしたらHSPかも?と思い当たる方、ちょっとの歩み寄りでみんなが生きやすくなると思います。
この記事を読んでいただいた皆さんが、ちょっとでも生きやすく心が軽くなっていただけたらうれしいです ♪